タイトル

測定・分析技術

メスバウア効果では、通常50mg程度(量が少ない場合は測定時間が長くなることがあります。)の粉体試料をアルミ箔等に薄く展ばして測定します。線源から放射されたγ線の一部を試料が吸収し、後方に待ち受けている比例計数管により検出します。(透過法) このとき、試料に対して前後に線源を等速加速運動させることで、ドップラー効果を利用してγ線のエネルギーにわずかに変化を与えています。一般的に、横軸はドップラー速度、縦軸に強度をプロットします。

moss

 

当所では、鉄(条件により、スズ、ユーロピウムも可能)の室温測定のほか、低温(4K)~高温(~900℃)まで変化させて行うことができます。薄膜試料測定(CEMS)も可能です。また、通常の受託測定・分析のほか、特殊な環境下での測定法の開発や共同研究も行っています。ご相談ください。

 

 

測定・分析例

 

 ・鉄酸化物磁石中の鉄の状態の分析、混入不純物の分析

 ・スラグ中に含まれる鉄の状態に関する分析

 ・新材料の鉄化合物中に含まれる鉄の状態や低温物性研究

 ・二次電池の電極活物質に含まれる鉄の価数変化

 ・田圃の土壌に含まれる鉄の状態分析

 ・ガラス中の鉄イオンの価数とその存在比

 ・顔料中の鉄の状態分析